2021年9月1日、韓国メディア・韓国経済は、「旭日旗」素材のオンライン販売を中止させた韓国の女子高生にインタビューを行った。
記事によると、江原道(カンウォンド)の高校に通う1年生のチョン・ガヨンさんは最近、豪州に本社を置き世界に1000万人を超える会員を持つオンラインプラットフォーム「Envato」に抗議のメールを送り、旭日旗の販売を中止させた。チョンさんは時代劇ジャンルの映画やドラマをきっかけに歴史に関心を抱くようになったという。
今年7月、Envatoを閲覧していたチョンさんは偶然、旭日旗の含まれたストック・フッテージ(撮影済みの編集されていない映像)が販売されているのを発見した。普段から旭日旗の使用を問題視していたことから、すぐに問い合わせページで「旭日旗は第2次世界大戦と戦争犯罪を象徴する旗であり、ナチスのハーケンクロイツのような性格を帯びている」と説明し、販売中止を求めるメールを英語で送信した。これを受け、Envato側は「意見を受け入れる」と返信し、旭日旗関連ソースは削除されたという。
インタビューに対し、チョンさんは「日本植民地時代に関する歴史の授業を受け先祖の苦労を知ったことが、抗議メールを送る直接的なきっかけだった」とし、「今学校に通い、友達とおいしいものを食べて遊べるのも全て、その時代に独立に向け戦った先祖のおかげだと思う」と話した。
旭日期の販売中止をきっかけにチョンさんは「サイバー外交使節団」と呼ばれる市民団体VANKのメンバーに加入。「今後も歴史と関連したさまざまな活動ができることがうれしい」と笑顔で答えたという。
https://www.recordchina.co.jp/b881844-s25-c30-d0194.html
旭日旗素材の販売を中止させた韓国の女子高生「今の自分があるのは先祖のおかげ」
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