日本がアフガニスタンに残っている自国民や地元の協力者500人のうち、共同通信の通信員として働いていた日本人1人を救助することにとどまり、実質的に避難作戦に失敗した。
日本人の怒りはとんでもない方向に向かっていくようだ。アフガンの避難作戦が失敗したのは、自衛隊の武力使用を禁止した現行法のためだという主張のためだ。自衛隊の武力の使用が許可されていれば、日本政府の自国民脱出作戦は成功したのか。
日本政府の危機対応システムがないことに日本人たちは怒っている。米軍がアフガンの出入り口であるカブール空港を制御しているので、自衛隊だけ派遣すれば避難希望者を簡単に移送することができるものと判断したのである。実際、23日に岸信夫防衛相が「カブール空港での安全は確保されている」と述べたが現実は違った。
しかし、このような怒りは奇妙な論理に帰結されている。自衛隊の武力使用を可能にする方向で憲法を改正しなければならないという主張が共感を広げているのだ。
ここで、「戦争可能な日本」を叫ぶ彼らの奇妙な主張が始まる。自衛隊が今回のアフガン避難作戦に失敗した原因は、自衛隊の行動半径に制約を加える現行法だから、法を整備して足かせを解かなければならないという論理だ。
自衛隊の手足を縛る現平和憲法がアフガン避難作戦失敗の原因だと主張する人々が見落としていることがある。作戦では、戦略が武力よりも重要だということだ。自衛隊がたった一人の日本人の救助にとどまったのは、武力を使用できないためではない。現地の状況を正確に把握できないまま、迅速な意思疎通に失敗し、何よりも自国民を保護する意志と能力が複合的に足りないからだ。
https://www.wowkorea.jp/news/Korea/2021/0829/10312945.html
アフガン避難作戦に失敗したのは平和憲法のせい?奇妙な日本の論理=韓国報道
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