韓国外務省は25日、アフガニスタンで韓国政府に協力していた現地スタッフと家族約390人が、26日にも仁川国際空港に到着する予定だと発表した。難民ではなく「特別功労者」として受け入れるという。
聯合ニュースによると、韓国政府が人道的な理由で紛争地域の外国人を大規模に受け入れるのは今回が初めて。同省は「我々と共に働いた同僚に対する道義的な責任や、国際社会の一員としての責任などを勘案し、受け入れを決定した」と説明している。
同省によると、在アフガニスタン韓国大使館や、韓国政府が運営する病院、職業訓練施設などで勤務していたスタッフとその家族を受け入れる。軍輸送機3機で首都カブールから脱出させ、入国後は政府が管理する施設で当分の間、滞在させる予定だ。
韓国法務省も25日、国内在住のアフガン人に、人道的な観点から特別に在留の延長を認めると発表した。学校を卒業したり、留学期間が終了したりした学生などが対象で、就職も認める。不法残留者に対しても強制退去をさせず、情勢が安定した後に自発的に出国できるようにするという。同省によると、国内に滞在するアフガン人は今月20日時点で計434人。
https://mainichi.jp/articles/20210825/k00/00m/030/347000c
韓国がアフガンの現地スタッフら390人受け入れ「特別功労者」
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