福島第一原発事故から10年がたった現在も、韓国は福島県を含む近隣8県産の水産物を禁輸している。
そんな中、韓国で食の安全を検査する食品医薬品安全庁(食薬庁)が、国外向けに製造された即席ラーメンから有害物質が検出されたことを公表。
衛生管理については過去にたびたび問題視されている
即席ラーメンから検出された発がん性物質
2012年には、一部商品の粉末スープから基準値を超える発がん性物質「ベンゾピレン」が確認され
2013年には、輸出用の即席ラーメンがトルコの通関で差し止められた
「国内向け商品に問題ない」と発表しているが、今回の即席ラーメンにおける発がん性物質は相手国のスクリーニング検査で明るみに出たもので、韓国側の検査によるものではない。韓国で頻繁に抜き打ち検査が実施されていれば、どうなっていただろうか。
そもそも韓国の食品衛生問題や異物問題は、即席ラーメンに限った話ではなく、事例は以前より後を絶たない。
容器の底にカビが生えたコーヒー飲料
コーンフレークやスティックコーヒーに木屑のような異物やビニール、虫などが混入して問題になったこともある。
外国産の乳幼児用の粉ミルクを扱うメーカーも、これまでに数回、ミルク缶への異物混入事件を起こしている。企業は「製造上の問題はない」という立場を貫き、商品の回収には応じていない。
また、コロナ禍の韓国では飲食店の出前利用者が急増したが、出前の衛生問題も浮上している。
福島産より自国の食品の方が高リスクでは?
異物混入事件や毒性物質の検出、産地偽装問題や使用期限切れの食材の使い回しは韓国では日常茶飯事である。摘発された業者は処分を受けるが、事例を見ると被害を受けた消費者対応はまるで二の次だ。
8月17日にも、当局が食品衛生法違反の容疑で韓国マクドナルドを捜査中だという報道が出た
グローバルなファーストフード大手であっても、韓国に進出すると商品管理の意識が低くなるのだろうか。
食の安全や消費者対応を疎かにする意識が、韓国社会の根底にあるように思われてならない。そして意外性がないからか、これらの問題は報道で大きく騒がれずに過ぎていく。本当に国民の健康を憂慮するなら、福島よりも韓国で流通する食品の安全対策が先決だろう。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66523
即席ラーメンから発がん性物質も!福島産よりも危ない韓国食材
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