中国は金メダル38で総メダル数88と、アメリカに次ぐ成績を収めたが、その競技種目を詳細に見ることによって「発展途上国」であることが鮮明に浮かび上がった。日本でコロナから目をそらさせるために五輪開催を強行できたのは、日本が発展途上国ではないことも逆に見えてきた。
中国が金メダルを獲ったのは主として個人競技のみ
その違和感の正体を突き止めたくて、先ずは中国が獲得した金メダルの種目を考察してみることにした。
そのために、 中国が獲得した金メダルのリストをオリンピックのサイトから拾い上げて、下記の図表1を作成してみた。
図表1からわかるように、金メダルを獲っているのは、ほとんどが個人競技だ。
もちろん女子クオドルプルスカルといった例外もあるが、最も金メダル数が多いのがウェイトリフティングと飛込で、いずれも7個も金メダルを独占している。
次に多いのが卓球と射撃(各4個ずつ)、そして体操と競泳(各3個ずつ)だ。
いずれも、14億人いる中国人の中で、誰か一人が努力し才能に恵まれていれば戦える種目である。
野球とかサッカーとかバスケットボールといった団体競技に関しては、中国は完全にと言っていいほど、極端に弱いのが特徴だ。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/08/38-8.php
中国金メダル38でもなお「発展途上国」が鮮明に
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