ハンギョレ「従来の韓日関係はもう終わった」

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    • 1名無し2021/07/26(Mon) 08:36:43ID:E0NjgwNzI(1/4)NG報告

      あのハンギョレが、意外にまともなことを書いていたので、抜粋してみる。

      《東京五輪が外交の機会として活用されなかったことには様々な事情があるが、根本的には韓日関係の枠組みが変わったからだ。韓日の国交正常化後、両国関係は「植民地被害国」韓国の道徳的優位と、加害国であり、国力の優れた日本の後ろめたさという枠組みの中で作動した。
       戦後、日本の知韓派という主流政治家たちの韓国に対する認識には、優越感と後ろめたさがコインの表裏のように共存していた。「力の強い兄」の日本が「弱い弟」の韓国をなだめなければならないということだった。だからこそ、彼ら知韓派は歴史問題について時には妄言を並べながらも、謝罪を繰り返したのだ。
       このような構図は日本が植民地支配に対して「痛切な反省と心からのおわび」に基づいた1998年の金大中・小渕宣言をピークに崩れ始めた。戦後生まれの政治家たちが日本政界の主流となり、韓国と日本の国力の差が縮まり、「兄日本」対「弟韓国」という認識は薄くなった。日本の戦後生まれの政治家の韓国に対する優越感は依然として強いが、後ろめたい気持ちは消えた。反日感情が依然として有効な韓国にとって、過去の対日外交パターンが働かなくなったのだ。
       韓国は、今回の韓日首脳会談開催の条件を、昨年の日本の対韓輸出規制撤回とGSOMIAの再稼働を交換する線に大きく下げたにもかかわらず、日本はこれを断った。日本メディアはこれを韓国の「瀬戸際外交」と表現した。韓国が首脳会談の成果を条件に開催を圧迫したとして、そう表現した。
       ところが、韓国にはもうこれといった影響もない輸出規制の解除を、日本側が強く望んでいるGSOMIAの正常化と交換するという提案を見る限り、過去、金大中拉致事件や文世光事件当時の韓日関係がくつがえされたようにもみえる。
       日本の菅義偉首相は首脳会談が見送られたことについて、「我が国の一貫した立場に基づき、韓国側としっかり意思疎通を行っていく」と述べた。日本が望む「慰安婦」と強制徴用の解決策を韓国が先に提示しない限り、首脳会談はできないという意味だ。過去、韓日関係の課題は日本が解決してきたが、今や韓国がそれを引き受けることになった。従来の韓日関係はもう終わった。》
      http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/40658.html

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