慶尚北道の林宗植(イム・ジョンシク)教育監は就任3周年を迎えて独島教育オリンピックを企画した。彼は今回の行事をめぐり、「再び独立の道を歩く心情で独島教育オリンピックを開催した」と話した。林教育監に独島教育オリンピックを推進することになった理由と「なぜいま独島なのか」に関し尋ねた。
Q:日本が東京五輪を控えても独島領有権挑発を止めずにいる。
A:「日本は今年小中高校すべての歴史教科書を通じ独島が日本の領土という領土教育を義務化した。東京五輪を控え厚顔無恥にも独島を自らの領土のように表示した地図を五輪 ホームページに掲載したりもした。韓国政府が強く抗議したのにまだ地図を下げずにいる。これはスポーツに政治を持ち込む行為を厳格に禁止した五輪精神に反したものであり、大韓民国の領土主権を侵害した挑発行為だ」。
Q:今年初めて開催した独島教育オリンピックはどのような行事なのか。
A:「独島に対する日本の強硬主張に対抗し生徒らに正しい認識を持たせて紛争の島ではなく平和の島である独島に対する主権守護の意志をより確かなものにするために用意した。独島愛音楽会を始まりに、独島水墨画展示、オンライン独島クイズショー、独島愛クイズ大会、サイバー独島学校修了チャレンジ、独島守護決議大会、独島リレーマラソンなど多様な種目を準備した」。
Q:生徒らにこの行事が必要な理由は。
A:「三人成虎という言葉がある。嘘でも多くの人が話せば本当の話だと信じてしまうという意味だ。五輪の熱気に埋もれてうやむやにしたら遠い将来これがもうひとつの独島侵奪の根拠にならないか恐ろしい。いま私たちが次の世代をしっかり教育しなければ、先祖の血の汗で守った私たちの国土が独島だけでなく韓半島全体に『紛争地域』というレッテルが張られないかさらに恐ろしくなる。『国がこんな状況になったのは私たちの責任だから死ぬことも覚悟し力を積み上げ独立しなければならない』という李相竜(イ・サンリョン)先生の大きい叫びがいまも耳に残っている」。
https://japanese.joins.com/JArticle/280877?servcode=400§code=400
「日本はまだ独島に野心…私たちが『独島教育オリンピック』開いた理由」
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