《歓迎ムードではない訪日に文氏が前のめりなのはなぜか。
日本との関係改善は韓国経済にとって死活問題との見方もある。
韓国銀行(中央銀行)によると、3月末時点の家計債務は過去最高の1765兆ウォンで、韓国の国内総生産1924兆ウォンに匹敵する水準まで増大した。
韓国経済に詳しい愛知淑徳大ビジネス学部の真田幸光教授は「個人の借金が増える背景として、コロナ禍に伴う経済的な打撃による借入金の増加があることは間違いない。しかしこれに加えて、バブル化した資産を担保に借金を重ね投機をする動きがあることにも留意しておきたい。不動産を実利ではなく投機として運用している」と解説する。
韓国ではあらゆる手段で借金し、資金を調達する「ヤンクル」と呼ばれる人々の存在も指摘されている。就職難を背景に不動産や株式、仮想通貨(暗号資産)への投資にのめり込む若者も多いというのだが、コロナ禍の経済対策として韓銀が政策金利を引き下げ、低金利でお金を調達できるようになったこともバブルを過熱させている。
低金利の資金が市場に出回っているうちは借金による自転車操業も成り立つが、韓銀が年内の利上げを示唆している。金利が上昇すると資金の流れが逆回転し、家計の借金もさらにふくれ上がる。変動金利ローンで購入している不動産を手放す動きが強まれば、資産価格下落にも歯止めがかからなくなってしまう。
韓国の場合、資金が海外に流出すると通貨ウォンが暴落する事態を止められない恐れがある。これを防ぐのはスワップ協定だが、日本との協定は破棄されたままだ。
最悪の場合、金融パニックの状態で来年3月の大統領選に突入することも考えられる。
やたらと日本にすり寄ろうとしている文政権には、金融危機の懸念が忍び寄っているのか。》
ttps://www.zakzak.co.jp/soc/news/210713/for2107130001-n1.html
文在寅の訪日は、スワップ再開が目的か
103
ツイートLINEお気に入り
100
3