【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部と韓国生命尊重希望財団が4日に発表した統計によると、2019年の韓国の自殺者は前年より129人(0.9%)増加した1万3799人だった。
人口10万人当たりの自殺者数は26.9人で前年比0.2人(0.9%)増加した。男性が自殺者の70.5%を占めたが、自傷や自殺企図で病院に緊急搬送された割合は女性が57.4%と男性を上回った。
年代別の自殺者は50代が2837人で最も多かった。80代以上(10万人当たり67.4人)、70代(同46.2人)、60代(同33.7人)も多かった。
10代は同5.9人だったが、17年の4.2~4.9人から徐々に増加している。20代の前年比自殺増加率は9.6%と年代別で最も高かった。
韓国の自殺者(17年基準)は人口10万人当たり23.0人で、経済協力開発機構(OECD)加盟国で最も多い。OECD平均は同11.2人と韓国の半分以下だった。
新型コロナウイルスの流行が始まった20年は、危機時に社会的な結びつきが強まったり、セーフティーネットが強化されたりする影響で自殺者が前年よりやや減少すると見込まれるが、社会全体の閉塞感や生きづらさを示す指数は高まっており、2~3年後には自殺者が再び増加に転じる可能性が指摘されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/01d09d87bda8c3a3ab89af5e62eb2654e7c6e87e
「自殺大国」の汚名返上ならず 19年も死者増加=韓国
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