韓国自営業者への貸付残高19%増加…増加ペースは家計の2倍
2021年6月23日 8時29分 朝鮮日報
新型コロナウイルス感染症の流行が長期化して店を通常営業できずにいる自営業者たちの借金が増え、警告ランプがともっている。1?3月期には借金の増加ペースが速まった。韓国銀行が22日に公開した報告書によると、1?3月期の自営業融資は831兆8000億ウォン(約81兆2000億円)で、前年比19%増加した。
自営業融資の増加率は家計向け融資の貸付残高増加率(10%)の約2倍に達している。昨年1?3月期も新型コロナショックで自営業者融資が10%増えたが、それからさらに19%増えたという意味だ。自営業融資の増加率は昨年1?3月期10%、4?6月期15%、7?9月期16%、10?12月期17%と増加幅が広がる傾向にある。
自営業者の融資の中には、複数の金融機関から資金を借りたり、所得より元利金返済額の方が高かったりする「危険な融資」が多いという点も問題だ。韓国銀行によると、自営業者の中の「ハイリスク世帯」は昨年末基準で19万2000世帯に達し、昨年3月(10万9000世帯)より76%増えた。これらが借りた資金は76兆6000億ウォン(約7兆5000億円)で、同期間で38兆ウォン(約3兆7000億円)増えた。
韓国銀行は「ハイリスク世帯」を「DSR(所得に対する元利金返済額の割合)が40%を超え、資産より負債が多い世帯」と定義している。これらの人々は、金利が上がって元利金償還負担がさらに増えると、融資を返済できなくなる可能性が高い。
https://news.livedoor.com/article/detail/20412837/
ハイリスク世帯(資産より負債が多い世帯)が遂に40%超えの韓国、返済は不可能!
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