現代韓国の行動様式を知るには李氏朝鮮時代の特に戦争に関連した歴史を知る必要がある。
李氏朝鮮時代には朱子学を根拠にして屁理屈をこねくり回す政治が行われていた。李氏朝鮮は1910年まで500年もの長期にわたり存在した。そのため現在になっても朝鮮半島に住む人のものの考え方の根底には李氏朝鮮時代の記憶が濃厚に存在する。
李氏朝鮮時代の政治に関する考え方。
(1)自己の正当性を強く主張し、相手を徹底的に非難する。物事を相対的に見ない。妥協は悪であり、全てを善悪で判断する。そのため相手を口汚くののしることも多い。
(2)国際関係では力のあるもの付こうとする傾向が強い。いわゆる事大主義である。
(3)状況が変化したときは、態度を素早く変える。そのためには、これまでの敵になびき、味方を攻撃することも厭わない。日本のような恥の文化がないから、そのような行為を恥ずかしいと思わない。だから反省することもない。
そもそも、韓国が従軍慰安婦や徴用工の問題を取り上げた背景には、自国の経済が日本に追いついたとの思いがあった。日本の経済が圧倒的に強いときは黙っていたが、日本が相対的に弱く見え始めたので、文句を言う事にした。21世紀は中国の時代になる、日本は没落する。そう考えたので日本を叩くことにした。それは保守革新にかかわらず韓国人の本音と見てよい。
川島博之(ベトナム・ビングループ、Marterial Research Management主席経済顧問)
現代韓国の行動様式に色濃く残る李氏朝鮮朱子学
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