【時論】「集団うつ病」の韓国社会をいち早く治癒するには

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    • 1名無し2021/04/29(Thu) 19:59:25ID:M1MjcyMTA(1/24)NG報告

      韓国ではうつ病の治療を受けた人が昨年1年間で100万人を越え、3年間で2倍に増えたという衝撃的な事実が最近発表された国民健康保険資料を通じて確認された。精神疾患がある場合、病院を訪問する比率が約22%程度なので、実際には400万~500万人が憂うつ症状を示していると類推することができる。

      コロナによる外部活動の制限や社会的孤立で孤独を感じるという人が75%にもなる。コロナ事態の長期化による社会的孤立は憂うつ・怒り・不安のような否定的感情を大きくさせる。特に経済的困難はこのような症状をさらに進行させるため、コロナによって小商工人の売上が25%も減少したという統計にも注目する必要がある。

      自分にはできることがないという挫折感と、一生懸命やっても変わらないという虚無感に陥る「バーンアウト症候群」を示している。

      LH不動産不正投機事件、ネロナムブル(「私がすればロマンス、他人がすれば不倫」、ダブルスタンダード)、平等と公正の価値喪失などにより、民心の怒りが今回のソウルと釜山(プサン)市長補欠選挙で爆発したという分析があった。特に若者層である20・30世代の挫折と怒りは十分に予想されたことだ。人間の基本的欲求である居住に対する不安定と就職絶壁によって、未来に対する希望よりは、挫折感から抜け出すことが難しくなった。

      怒りの裏面には憂うつがある。憂うつと怒りはコインの両面だ。精神的エネルギーが自身に向かえば憂うつになるが、外部へ向かえば怒りとして表出される。天井知らずの高騰を続ける住居価格と急激な税金負担の増加は国民に心理的剥奪感・無力感・憂うつ感と同時に怒りを植えつけた。

      成果を最優先価値に置くよりも生活の質、道徳性、公正性のような原則、そしてこれによって若者層が希望を持つことができる社会を作ることだ。偽りや飾り、不法で得た情報を通した富の蓄積、不正入学による既得権維持は行き過ぎた成果中心社会がもたらした暗い断面だ。特に若者世代の目には公正・正義・平等という常識的な価値の混乱を招く。このような価値の喪失、公正な社会に対する信頼と希望の喪失も社会全体を憂うつにさせる要素の一つだ。

      https://japanese.joins.com/JArticle/278177

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