韓国史の教科書に韓日間の歴史和解のために努力する日本の市民団体の活動が紹介された。日本の市民団体の活動が韓国の高等学校の韓国史教科書に具体的に紹介されたことは初めてだ。
5日に「勤労挺身隊ハルモニと共にする市民の会」が分析した結果、昨年検定を通過した韓国の高校の韓国史教科書8種のうち3種に「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」、「第二次不二越強制連行・強制労働訴訟を支援する北陸連絡会」など日本の市民団体の活動が含まれた。
日本の市民団体による歴史和解のための活動が、韓国の高校の韓国史教科書に紹介されたのは初めて。日本政府が自国中心の歴史観により、歴史的事実までありのままに記述しなかった教科書を検定通過させたのとは対照的だ。「勤労挺身隊ハルモニと共にする市民の会」のイ・クゴン常任代表は「高校の韓国史教科書には、韓日の対立的観点よりは普遍的価値としての人権と歴史和解に焦点を合わせた内容が含まれたことに格別の意味がある」と話した。名古屋訴訟支援会事務局長の小出裕さんも「今回のニュースが私たちの団体の活動には大きな激励になると思う。韓日市民団体との連帯が一層進展することを切に望む」とイ常任代表を通じて伝えた。
一方、韓国政府は、先月30日に日本が独島領有権主張を強化し、日本軍「慰安婦」問題の叙述を縮小した高校教科書検定を承認したことに対し強く糾弾し、即刻是正を求めた。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/39611.html
韓日の歴史和解に努めた日本の市民団体、韓国史教科書に紹介
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