外国へ行くと、誰でも知っている日本のアニメソングがあることが度々ある。
フィリピンの場合は、『ボルテスV』
YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=3wpipSyYsTE
1977年に日本で『超電磁マシーン ボルテスV』が放映され、翌年フィリピンで『Voltes V』として放映されると熱狂的なブームを巻き起こした。
残念ながら、主人公の生い立ちにより、マルコス政権から「反政府運動」につながる、として放映禁止となり最後の数回分は放映されなかったが、マルコス政権が倒れた後にすぐさま放映された。
『ボルテスV』の大成功を受けて、同じ頃日本で放映開始された『海のトリトン』、『花の子ルンルン』などのアニメだけでなく、1967年放映の『ウルトラセブン』など過去のものまでが次々と放映されるようになった。
2001年になって再放送された時にも大人気となったため、若い世代でも知っている人が多い。主題歌は日本で放送された日本語版がそのまま使われていたため、日本のフィリピン・パブで働く女性でも誰もが日本語で主題歌を歌えたほど。
YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=Njr2_utGVnc
軍隊の行進曲として使用されるほど愛されている。
YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=e9Ab7zbEI0o
そしてこの度、フィリピンの製作会社により、正式に実写化されることが決定した。
トレイラーを視る限り、かなりの本気度が伺える。
YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=XJ4ChZPlikM
2017年に安倍首相がフィリピンを訪問した時に大歓迎を受けたのも、今の政治や経済を担う大人の世代が、子供の頃、日本のアニメに夢中になった経験を持っていることと無関係ではないと思う。
YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=yf-Idx3pL0k
海外で放送された日本アニメ
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