このような不信を招いたのも政府だった。保健福祉部の朴凌厚(パク・ヌンフ)長官は先月17日、国会で「米ファイザー社もモデルナ社も一般的な予想とは違い、むしろ向こうの方から我々に『すぐに契約を結ぼう』と言っている状況だ」「焦っているようには見えなくても、合理的な価格で受け取るためにさまざまなバーゲニング(交渉)をしている」と言った。
ほかの国々は購入契約争いを繰り広げているのに、韓国政府はのんきな姿勢を見せているようで不思議だったが、それでも国民はこの言葉を信じて、遅くならないうちに政府がワクチンを確保すると信じていた。ところが、今考えてみると、真っ赤なウソだったと言わざるを得ない。すがっていたのはむしろ我々の方で、それも早期に受け取りたくても「モノ」がない。政府の責任者たる人物が、なぜこのようなあきれたことを言えるのだろうか。
ワクチン購入に関して、政府関係者らがとんでもない主張をしたのはこれだけではない。保健福祉部のワクチン担当局長は8日、「我々も日本に比べて大幅に遅れているとか、大幅に早いとかいうことはない」と言った。しかし、ファイザーやモデルナとワクチンの購入契約をしている日本は、韓国とは違って来年2月下旬から医療従事者約1万人を皮切りにワクチン接種を開始するという具体的な計画を発表している。むしろ「我々は感染者が少ないので、ワクチンに対する依存度を高めることを考えていなかった」(20日、丁世均〈チョン・セギュン〉首相)という言葉の方が正直に聞こえる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/38cba4359f0064715e97dddd46cdacc239a71206
また嘘‥「ファイザーから契約を催促されている」と言っていたのにワクチンなし、そして、また日本と比較
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