先日、「Dynamite」が第63回グラミー賞の最優秀ポップデュオ/グループパフォーマンス部門にノミネートされたBTS。新曲の「LIfe Goes On」も再びビルボードホット100で1位に輝き、向かう所敵なし状態です。
そんな彼らの勢いが、日本でもある変化を起こしています。それまでは日本のアイドルグループのファンだった人たちが、すっかりBTSにハマってしまっているというのです。一体、どこに惹かれているのでしょうか?
独特な色使いとスマートなシルエット
まずはビジュアル。SNSやネット動画全盛の時代にあって、ファッションの重要性は、高まるばかり。改めてBTSのスタイルを振り返ると、独特な色使いをしながらも、スマートなシルエットや清潔感に気を配ったコーディネートであることに気づきます。
オーバーサイズのシャツやパーカーなどを着ることはあっても、プレスリリースや式典など、公式の場ではグループとして統一感を持たせたスリムなセットアップで登場。
しかし、プラダやサンローランなどのラグジュアリーブランドもバッチリと決めすぎず、各々がキャラ立ちするように崩しを入れるあたりが、絶妙におしゃれな印象を与えています。
ちょっとだけ手の届かない雰囲気がミソ
「日本のアイドルはキュートなコーディネートが多い印象ですが、私はかっこよく、カリスマ性が出るようにシックなものを選ぶことが多いです」(「WWD」(2019/01/22)より引用)と語るのは、BTSやBLACKPINKのスタイリスト、キム・ジヘ氏。狙いは、ファン以外の人からも見られる場では、高級感とか、ちょっとだけ手の届かない雰囲気を上手に作ることなのですね。
だからこそ、ステージやMV、そして私服での色使いがギャップを生む。ヒップホップカルチャーを取り入れた着こなしが、韓国ブランドのスポーティーなデザインに影響を与える好循環を生んでいるのだそう。
でも、あくまでも基本は、カッコよさの追求。“男の子”ではなく、新しい時代の男性像として、ひとつのモデルを提示しているのではないでしょうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96fee00d8d70591a7aec29bc9f972297db82b0bf
日本の男性アイドルファンがBTSに流れ中?BTSは何がそんなに凄いのか
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