『Marca』紙が10月21日に、「物事は計画通りに進んでいない」として、イ・ガンインの現状について報じている。
「彼は、移籍市場でチームの重要なプレーヤーがほとんど去ったにもかかわらず、ハビ・ガルシア監督のレギュラーにせず、ベンチプレーヤーになった」
9月19日に行なわれた第2節のセルタ戦で、キャプテンのホセ・ルイス・ガヤに噛み付いた一件が、やはり少なからず関係しているようだ。
セルタ戦で問題のシーンが起きたのは、0-1と1点ビハインドで迎えた34分。バレンシアがゴールやや右寄りの左利きのキッカーにとっては絶好の位置でFKを獲得した時だった。そしてイ・ガンインがその役を務めようとボールを持つと、同じくレフティーのスペイン代表DFガヤが近寄り、自分が蹴ると主張した。
19歳の若武者はボールを後ろに隠すようにして抵抗を見せたが、他のチームメイトに諭され、キッカーを譲ることになった。だが、最後まで強い口調でガヤに文句を言い続け、ハーフタイムのベンチに下げられてしまったのだ。
キャプテンに反抗的な態度を取ったことに対して、「お前は王様じゃない」「何様のつもりだ」といった厳しい批判の声も少なくなかった。
ビジャレアル戦後、グラシア監督は、イ・ガンインを使わなかった理由について、「先にチェリシェフを投入し、次に他の攻撃オプションを探ったからだ。全員を使うことはできない」と語ったが、“噛み付き事件以後の先発は一度きりで、序列が下がったのは明らかだろう。
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail3/id=80942
Marca紙“韓国の至宝”イ・ガンインはなぜ再び干されたのか?
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