崔起栄長官、国政監査で「全国民にサービスする考えは皆無」と発言
28ギガヘルツ帯の5Gサービスは現在4Gの4-5倍である5Gの速度を「4Gの最大20倍」に引き上げるために必須の技術だ。このため、韓国の消費者は遅くとも年内に全国で28ギガヘルツ帯のサービス構築が始まると期待してきた。しかし、5Gサービス開始から1年半で政府がそれを否定し、消費者の間からは「政府を信じて高額は5Gに加入したが、不意打ちを食らった」といった憤りが聞かれる。
■「4Gの20倍」には28ギガヘルツ帯必要
崔長官の発言は国会科学技術情報通信委員会での科学技術情報通信部に対する国政監査で、尹永燦(ユン・ヨンチャン)議員の質問に答える過程で飛び出した。尹議員が「28ギガヘルツ帯での全国ネットワークによるサービスが果たして可能なのか」と質問したのに対し、崔長官は「政府は28ギガヘルツ帯の5Gサービスを全国民にサービスする考えは全く持っていない」と答弁した。
崔長官はまた、「(28ギガヘルツ帯による5Gサービスは)企業間サービス(B2B)を想定している。実際に企業との間で推進している」と発言した。つまり、28ギガヘルツ帯の5Gサービスは企業の社屋、大学キャンパス、大型ショッピングモール、鉄道駅、空港、スポーツ競技施設などで企業や機関と契約を結び提供する方式に限るという話だ。全国津々浦々、隅々まで「4Gの最大20倍」という超高速5Gサービスを提供することは事実上難しくなった。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/10/08/2020100880064.html
「4Gより20倍速い真の5G」…国民へのでまかせだった
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