◇非恋愛、非SEX、非婚、非出産の「4B運動」
現在、20代女性を中心に起きている「非恋愛、非SEX、非婚、非出産」の「4B運動(「B」とは「非」を韓国語で発音した際の音、ピまたはビを示す)」もその一端を表すものだ。最近ではそこに「非消費、非婚者が非婚者を支えること」の2Bと「脱コルセット、脱オタク、脱アイドル、脱宗教」の4T(「T」とは「脱」を韓国語で発音した際の音、タルを示す)を加えた、「6B4T」にまで発展したとされる。
韓国の若者の非婚傾向の外部要因としては、伝統的家族観と産業構造の変化、女性の教育水準の向上などが原因であることが知られている。
◇ウェットティッシュで夫の大便を拭いて片付ける
彼女たちが非婚を選んだ背景には、多くの韓国の既婚女性がおかれている境遇がある。
「韓国では結婚をしたら、女性が家庭で生じる労働の全てを担います。少し前に、とある女性の動画配信者が自身の結婚生活について『ウェットティッシュで夫の大便と、床の汚れを拭いて片付ける』と告白しました。配偶者に献身的に尽くすことができる人であれば、結婚を考慮してみても良いと考えます。全般的な家事労働はもちろん、家事を1人で負担し配偶者の意見を無条件に受け入れ、配偶者の家族の面倒までを見て、配偶者の目標のために自身の夢を放棄できる人。そんな人であれば誰でも結婚をしたいのではないでしょうか?」
https://president.jp/articles/-/38873
韓国で急増する結婚しない女性たちの訴え 「私たちは異常ではない」
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