医大生86％は国家試験を拒否、来年は2700人以上の新規医師が輩出されないという韓国史上初の事態

朝鮮日報
　全国40の医大と医学専門大学院卒業クラスの学生は8日から始まる医師国家試験をボイコットすると発表した。医大生らは「大韓医師協会は政府側と医大定員拡大などを原点から再協議することにしているが、完全撤回するべきだ」と従来の見解を固守することにしたものだ。受験対象者3172人のうち出願したのは446人（14％）だけだという。先に政府は医大本科4年生のうち90％が医大定員の拡大など政府の医療政策に反発し、国家試験受験を取り消したため、試験日を当初の1日から1週間後の8日に延期したが、出願者は120人程度の増加にとどまった。

　専攻医協議会は「専攻医ストライキ中止の前提は、国家試験の受験を拒否した医大生を救済することだ。2週間以内に政府が救済策を打ち出さなければ、再び団体行動に突入する」と明らかにした。しかし、政府は「国家試験は再延長せず、当初公示した通り8日から行われるだろう」と発表した。このままで行けば来年は少なくとも2700人以上の新規医師が輩出されないという史上初の事態が起こることになる。

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