菅義偉官房長官は6日の記者会見で、「唯一の戦争被爆国として『核兵器のない世界』の実現を目指す考えだ。政府としては非核三原則を政策上の方針として堅持しており、これを見直すようなことはない」と述べ、核武装の可能性を改めて否定した。また安全保障環境の変化に伴って、戦争に巻き込まれるリスクを問われると「そうしたことがないようにするのが政治の役割、政権の役割だと思っている」と述べた。
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政府は核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則を掲げているが、周辺国では核戦力の強化・多様化が進んでいる。米国とロシアによる核軍縮交渉は難航し、米露両国とも新たに爆発力を抑えた小型核兵器の配備を進めている。中国も核戦力の強化を進めており、米国が求める核軍縮交渉への参加には消極的だ。北朝鮮も核兵器の小型化など戦力強化を図っている。【秋山信一】
https://news.yahoo.co.jp/articles/a13ace88553232fa75d907dbd22fcfc8e99798e2
非核三原則「見直すことはない」 菅官房長官、核武装の可能性否定
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