韓国軍の最初の専用通信衛星「アナシス(Anasis)2号」が、米国フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げた。
米国の民間宇宙探査企業スペースXは、20日(現地時間)午後5時30分(東部時間基準・韓国時間あたり21日午前6時30分)アナシステム2号ファルコン9ロケットに載って宇宙に向かうと発表した。
韓国軍は、アナシース2号を打ち上げにより情報処理速度、電波妨害対応機能、通信可能距離などが改善された最初の群専用衛星を保有することになった。
アナシス2号は静止軌道(約3万6000km上空)に無事に到着した後、本格的な任務に出ることになる。
韓国軍は、これまで民軍兼用衛星である「ムグンファ5号」を使って、軍の通信システムを運用してきたが、軍専用ではないので、敵の「ジャミング」(電波妨害)攻撃に脆弱になるしかなかった。
しかし、軍は専用の通信衛星であるアナシステム2号を確保することにより、通信システムの欠点を一挙に補完することになった。
アナシス2号は、韓国軍が、F-35Aステルス戦闘機を導入しながら、ロッキード・マーチン社と結んだ折衝交易(武器販売に伴う技術移転や反対給付)で提供されるもので、エアバス社が「ユーロスターE3000」衛星をベースに製作した。
https://www.yna.co.kr/view/AKR20200721006551075?section=international/all&site=topnews01
韓国軍が史上初の専用通信衛星の打ち上げに成功
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