SKグループ会長「日本が不売を続ければ皆が潰れる」

チェ・テウォン「日本がモノを売らなければグローバルサプライチェーンが潰れ皆が被害を受ける」

チェ・テウォンSKグループ会長が19日「SK会長として働いてきて過去20年間で地政学がこれほどまでにビジネスに影響を与えたことはなかった」とし「地政学的リスクが今後30年はさらに増すと見ている」と述べた。
米中貿易戦争、日韓経済戦争、サウジアラビアの石油施設被ばくによる中東危機など地政学的危機で企業経営が前例のない不確実性に直面しているという指摘だ。

チェ会長はこの日、SK、ワシントン事務所で開かれた「SKの夜」イベントで「中東事態など地政学的リスクをどう思うか」という記者の質問に「私がSK会長を務めてきた20年の間で、この種の地政学的危機に直面したのは初めてだ」と明らかにした。
それとともに「これは単純に終わるとも思えないため、ここに適応する方法を探さなければならない」とした。
チェ会長はまた、「地政学的リスクが今後30年は続くと見ている」と付け加えた。

チェ会長は韓日葛藤と関連して「脱日本化がキーワードになるか」という記者の質問に「日本がもし実際に物を売らないのであれば他のところで探さなければならないが、クリティカルなものはそのようにすることも出来ない」としながら「そうなればグローバルサプライチェーンが壊れてしまう」とした。
「私たちだけが被害を負うのではなく、私たちの顧客にとっても問題になる」とした。

「SKとしては部品国産化問題についてどう思うか」という質問には「国産化というより「オルタナティブ・ウェイ（代替）」を探さなければならない」とし「パートナリングをするか、他のことをするか... 」とした。
「国産化以外の選択肢を考えているという意味か」という質問には「国産化を排除するという話ではなく、いくつかの選択肢の内どれが一番良いか、まず見つけるべきではないか」とした。

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