わが国の高齢層(55-79歳)の半数以上が年金を一銭も受け取っていないことが調査で分かった。高齢層のうち年金を受給している人でも、およそ3人に2人は月平均受領額が50万ウォン(約4万5800円)未満で、基礎生活(生活保護)の受給費にも満たない。統計庁は23日、このような内容の「2019年5月経済活動人口調査 高齢層付加調査」の結果を発表した。
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このように老後の資金に困窮していることから、高齢層人口の10人に6人(64.9%)が将来の就労を望んでいることが調査で分かった。1年前より0.8ポイント増加している。現在就業中の高齢層は92.1%が引き続き仕事をしたいと答え、過去に就業経験のある人の32.5%も今後働くことを希望した。生涯就業経験のない人の6.5%も将来働きたいと答えた。
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しかし、高齢層の4人に1人は単純労務従事者(24.3%)として勤務していることが分かり、雇用の質は下がった。65-79歳だけに限って見ると、単純労務従事者の割合は35.4%まで上がる。賃金水準の高い仕事に分類される管理者・専門家の割合は10.5%、事務従事者の割合は7.1%にとどまった。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/07/23/2019072380209.html
高齢層の半数が年金受け取れず…「仕事を探します」
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