韓国では今、数年前まで想像できなかった“美意識の変化”が起きている。それを端的に知らしめてくれるのは化粧を楽しむ男性が増えていることだ。
韓国男性が化粧にハマる理由
韓国では化粧品の消費層が男性にまで拡大しているのだ。例えば、韓国セブンイレブンの化粧品の購買顧客を見ると、男性の比率は2016年8.4%だったが、2018年は19.4%にまで上昇。同じく韓国コンビニ大手のCUでは、化粧品を購入した顧客の36.4%が男性だったという。美容の為だけとではなく顔を良く見せる化粧品が伸びている。
「“化粧”にハマる大韓民国」と見出しを打った『朝鮮日報』の記事では、「“素顔は迷惑”という意識が広がりながら男性のなかには基礎化粧品であるBBクリームを超えて、シミやくすみを消すコンシーラー、唇に発色効果を与えるリップクリームを使う人も増加した」と伝えていた。
韓国の男性用化粧品市場は1兆ウォン(約1000億円)を突破しているが、2020年には1兆4000億ウォンにまで上がると予想されている。
ギリシャのテレビ番組で女性司会者が男性K-POPアイドルを「女みたいな顔をしている」「韓国人男性はみな不細工」などと侮辱し、炎上した騒ぎもあり、目や鼻口元に劣等感のある男性がこぞって化粧をし始めているのは間違いなさそうだ。YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=e4ruLO-Fr0A
化粧を楽しむ韓国男性が増加
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