延世大の講師が授業途中、日本軍慰安婦被害者たちが被害を誇張したという趣旨で発言して、学生たちの反発を招いている。
平和蝶ネットワーク延世大支部(以下連帯蝶)は先月4日、仁川松島国際キャンパスのある文芸の授業でS講師が『日本軍性奴隷制の被害者お婆さんたちは証言する時に誇張をした』という趣旨で話したという情報提供を受け付けたと1日明らかにした。
この団体によれば、S講師は「(朝鮮の当時の人口が2千万人なのに)日本軍性奴隷制の被害者が20万人というのは話にならない」、「(被害者)お婆さんたちの証言だけの状況なので、人は誰でも自分が経験した被害を誇張して、お婆さんたちも例外では無い」と話した。
S講師はまた、「映画『アイキャンスピーク』のモデルになった(イ・ヨンス)お婆さんは証言の度に捕まえられて行った年齢と状況が変わる」、「(慰安婦)被害者たちを管理する者が暴行を見過ごす訳はなく、日本の軍人も時代の被害者だ」、「お婆さんたちが連れて行かれた年齢は少なくとも16歳以上であり、13歳以下は無かった」と話したということが連帯蝶の説明だ。
(略)
S講師はまた、連帯蝶を通じて自分の発言が公開されたことに遺憾を示した。
彼は「討論で差別や名誉毀損などと関連した発言が出ればその場で指摘して謝罪を要求することができて、受け入れられなければ討論の資格を剥奪するなどの方法で解決することができる」として「これを外部の力で解決しようとするのは討論に参加した人々の権利を侵害したり自ら放棄することになる」と主張した。
これに連帯蝶は同月29日、SNSを通じて「授業中には教授と学生という位階が存在する」として「討論の授業と教授の発言が学生の発言と同じ重さを持つ1つの見解でしかないと主張するのは教授として責任を回避する態度」と反論した。連帯蝶はまた「情報提供者たちは今後も引き続き授業を聞かなければならない」として「(S講師の主張は)情報提供者たちに罪悪感と負担感を負わせる行為」と批判した。
http://www.yonhapnews.co.kr/society/2018/11/01/0703000000AKR20181101171000004.HTML
延世大講師の不適切な発言に謝罪を要求する大字報
大学講師が「慰安婦たちは被害を誇張」「日本の軍人も時代の被害者」などと発言…学生たちが反発
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