韓国で人気のサツマイモ「べにはるか」も、日本で開発された品種が流出した一例である。
べにはるかは、九州沖縄農業研究センター所長だった山川理氏が、2007年に開発した。山川氏のツイートによると、べにはるかは韓国での栽培面積の約半分を占めたという。「日本の研究者さん有難うと感謝され、複雑な気分でした」。さらに、海外では「日本から導入したムラサキイモの生産も始まっている。ジュースやいも蜜も登場。もとは日本発の成果だ」。
「よくぞ韓国人好みのべにはるかを開発してくれたと喜ばれた」という。だが、「ライセンス料が日本に入ってこない。複雑な気持ちで、苦笑するしかありませんでした」。「10年前から品種登録をすべきと権利保持者の農研機構(農業・食品産業技術総合研究機構)に言ってきたのに、手続きが煩瑣なこともあって怠ってきたために起きた結果だ」。
これまで日本の農業分野では、知的財産権に関する認識や対応が非常に甘かったと言われる。現状の早急な改善を期待したい。
(中略)
http://tanteifile.com/archives/9992
イチゴみたいに起源主張するのも時間の問題でしょう
日本が開発したサツマイモの品種、韓国に流出!
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