永遠のゼロを観た。嗚咽した。

今では穏やかで仁慈なお祖父さん、でもその一人ひとりに言葉にはならない悲しみがあって
嘆きがあった。でもそれを隠して何のこともなかったように、何気なく生きる姿を、俺にもたくさん浮かんで見えた。うちの祖父も韓国戦争参戦者だった。18歳のとき、北朝鮮に襲われ、村の住民が洞窟に避難していたとき、北朝鮮の軍人が洞窟に押しかけ、軍人と警察の家族達を目の前で皆殺した。その話を祖父は何気なく語ったんだが、祖父の頭には決して忘れられない惨い記憶だったはずだ。日本も同じだ。参戦の方も戦後、家族に戻れ、家長として、社会人として充実に人生を生きてきた。だが、その奥の中にはひどい悲しみがあったはずだ。
でもそれを隠して、何気ないふりをしていたを考えると胸が痛い。
戦争に勝利者はない。平和を求めるべきだ。悲しい極める。戦争で倒れた命たちは最後に、なにを考えたんだろう。。。