2016年政治資金収支報告書から、テレビなどのマスコミで日々活躍するコメンテーターや評論家に、自民党からカネが支払われていたことが分かった。
時事通信社特別解説委員の田崎史郎氏だ。多くのテレビに出演し、まるで官邸の代弁者のごとく政治報道を解説している。安倍首相と会食を繰り返していることでも有名で、ネット上では寿司を一緒に食べる仲を揶揄して「田崎スシロー」とも呼ばれている。
その田崎氏の名前が、今回公表された自民党の収支報告書に出てきたのだ。2016年5月9日に「遊説及び、旅費交通費」の名目で、田崎氏に対して約7万円が支払われていた。過去にも、自民党から26万円を受け取っていた。いずれにせよ、「時事通信社特別解説委員」という看板を使って、自民党からカネを貰っていたという事実は重い。しかも、これが初めてではないのだ。言うまでもなく原資は国民の血税だ。
また、ケント・ギルバート氏に対しても、約9万円が支払われていた。名目は、やはり「遊説及び、旅費交通費」。2、3年前から「ネトウヨ文化人」として復活したケント・ギルバート氏。夕刊フジや「正論」(産経新聞社)などの紙メディアで右派言説をふりまくだけでなく、テレビでも見掛けるようになった。
しかし、田崎氏やケント・ギルバート氏に支払われていた金額は10万円程度。宿泊費、交通費などで終わってしまう額だ。コメンテーターや評論家の講演料の相場は30~50万円と言われている。いったい、この差は何を意味するのか。
「田崎氏にかぎらず、自民党が評論家やジャーナリストなどに講演を依頼するときは、高額ギャラを支払うと政治資金収支報告書に記載されるため、旅費や宿泊費レベルの金額にすることが多い。ただし、別の形で見返りを与えるんです。たとえば、情報提供や政府関係の役職、顧問への抜擢、さらには、政治資金収支報告書報酬に記載されない別の仕事を依頼して報酬を支払うケースもあるようです」(全国紙政治部記者)
あらためて、安倍自民党はネトウヨと同レベルになっていると、断じざるをえない。
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12218-7155/
【安倍サポータ】田崎史郎、ケント・ギルバート、自民党からカネ貰っていた! 政治資金収支報告書で発覚【ネトウヨ文化人】
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