猛烈な台風18号は3日夜、沖縄県久米島地方を暴風域に巻き込みながら北北西に進んでいる。沖縄気象台では午後7時2分、沖縄本島地方に暴風、波浪、大雨、高潮の「特別警報」を発表。特に久米島を中心に甚大な被害が発生する恐れがあるとして、最大級の警戒を呼び掛けた。台風は同日、急激に発達し、中心気圧905ヘクトパスカルまで低下。沖縄に接近した台風では1959年の台風14号が宮古島で記録した908ヘクトパスカルが最も低く、県内、国内で観測史上最大級の台風襲来となった。
台風は3日夜遅くから4日未明にかけて沖縄本島地方に最接近し、4日朝まで暴風が吹く見込み。予想される最大風速は60メートル、最大瞬間風速は85メートルで、猛烈な風が吹く見込み。
観測史上最大級の台風が襲来(905hPa 瞬間風速59.7m)
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