『(山形県)高速バスで誘客強化』
2017年05月02日
この春、仙台空港と山形、鶴岡、酒田の3市が高速バス路線で結ばれた。世界に開かれた「空の玄関」が東北の横軸に直結したことで、関係者は東日本大震災の影響で立ち遅れた訪日外国人旅行者(インバウンド)の誘致につながると期待を寄せている。仙山圏の観光を巡って広がる変化の予兆と新たな可能性を探った。
仙台空港の運営会社、仙台国際空港(名取市)の岡崎克彦取締役営業推進部長は「荷物を抱えて仙台駅で乗り換える必要がなくなった。JR山形駅までスムーズに移動できる」と強調する。
仙台空港の利用に対する山形県の姿勢も柔軟になっている。山形空港(東根市)、庄内空港(鶴岡市・酒田市)には定期国際便がないため、県は両空港へのチャーター便誘致を外国人誘客の柱に据えてきた。 その原則は今も変えないものの、実際の施策を考える上では「仙台空港は東北のハブ。高速バスを活用し太いパイプを作っていきたい」(インバウンド・国際交流推進課)と現実的だ。
昨年、山形県内に宿泊した外国人は延べ7万560人(速報値)に上った一方で、山形、庄内両空港のチャーター便で山形を訪れた外国人は台湾、韓国からの計2738人。便数は前年に比べ25便多い42便に達したが、やはりチャーター便の輸送力には限界がある。
「高速バスの運行は第一歩にすぎない」と話すのは大内理加県議。数年前、吉村美栄子知事らのトップセールス訪問団に加わり、台湾でチャーター便誘致や農産物のPRに携わった。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170502_53008.html
日韓友好交流ニュース(2)/한일 교류 뉴스(2)
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