韓国のビューティー市場で価格の常識が揺らいでいる。1万~3万ウォン台(1ウォン=約0.1円)が主流だった基礎・メイクアップ市場に、1000~5000ウォン台の超低価格商品が急速に広がり、消費構造を塗り替えつつある。その中心にあるのが生活雑貨チェーンのダイソーだ。
ダイソーによると、化粧品(基礎・メイク)カテゴリーの売上高はここ数年で急拡大した。2021年比で2022年は約50%増、2023年は前年比85%増、2024年は同144%増と急伸した。2025年も約70%成長し、2026年1月も前年同月比約30%増と上昇基調が続く。
かつては「急場しのぎの安価な代替品」と見られがちだった超低価格化粧品は、いまや一つの消費トレンドだ。SNSやユーチューブでコストパフォーマンスの高い商品が拡散し、1000ウォン台のシートマスクや3000ウォン台のリップ製品が品切れになる例も相次ぐ。「価格以上の満足感」を求める消費行動が広がる。
大手各社も対応を急ぐ。アモーレパシフィックは2024年9月、ダイソー専用ブランド「ミモ・バイ・マモンド」を立ち上げ、入店4カ月で累計販売100万個を突破した。代表商品の「ロージー・ヒアルロン・リキッドマスク」は売り上げ上位に入ったとされる。
LG生活健康も専用ラインを具体化した。CNPのセカンドブランド「バイ・オディーティーディー」は2024年9月に6商品を投入し、発売9カ月で累計100万個以上を販売した。なかでも「スポット・カーミングジェル」はオンライン・オフラインで品薄が話題となり、発売1カ月でダイソーモールの「SNSホットアイテム」に選ばれた。さらに「ケアゾーン・プラス・ピーケア」ラインも展開している。
もっとも、大手にとっては既存ブランドの価格体系やプレミアムイメージとの整合性、流通チャネル間の価格差管理という課題もある。過度な値下げはブランド価値の毀損につながりかねない。
それでも業界では、ダイソー出店を単なる「低価格対抗策」とは見ない。主な顧客である10~20代が手頃な商品でブランドを体験すれば、将来的に中価格帯やプレミアム商品へ移行する可能性があるからだ。
超低価格商品はブランドへの参入障壁を下げ、長期的には親近感と忠誠度を高める役割を担う。ダイソーはリスクであると同時に、将来顧客を囲い込む戦略的拠点にもなっている。朝鮮人は貧乏ニダねww
「1000ウォン化粧品の逆襲」…韓国・ダイソー発の超低価格が市場再編
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