物議を醸したのは、現地時間2月9日に決勝が行われたミラノ・コルティナ五輪のスノーボード女子ビッグエア。日本の村瀬心椛が金メダルを獲得し、列島が歓喜する中で、銅メダルを手にしたユ・スンウン(韓国)の行動に非難の声が集まった。
2回目に83.25点の高得点をマークした直後だった。「フロントサイドトリプルコーク1440(斜め軸の縦3回転、横4回転)」の大技をやってのけ、暫定ながらトップに立った18歳は、着地した直後にボードを投げ捨てるようにして喜びを爆発。さらに拾い上げたボードを雪面に叩きつけた。
これを見た日本の一部視聴者から批判が噴出。SNSでは道具の粗雑とも見える扱いに「ボードの扱いが雑すぎる」や「ボードを投げつけちゃったのが印象悪いなあ」と否定的な意見が飛び交った。
日本で飛んだ18歳への非難に韓国メディアは反発した。
大手ニュース局『聯合ニュースTV』は、「日本からユ・スンウンに向けられた難癖だ」と指摘。「2回目で試みた技は、雪の上で初めて成功させたものだったんです。だから嬉しくてボードを投げた」と説明した当人のコメントを紹介した上で「彼女がボードを投げたのは喜びからくるものだ。日本のネット上で国民性を問われるような振る舞いではない」と訴えている。
同じく韓国メディア『OSEN』は、ユ・スンウンが過去1年2か月間に、足首骨折、肘脱骨、手首骨折など3回の負傷と2回の手術という大きな試練を乗り越えていたことを列挙。そして、「若い選手が瞬間的な感情を表出しただけ」と伝え、日本国内でのネガティブな意見を「一部だけ」としながら「無駄な懸念」と一蹴している。
日韓の間に大きな波紋を広げる形となった18歳の“ボード投げ”。そんな周囲の喧騒とは裏腹に、当人が金メダルを獲得した日本の村瀬に歩み寄り健闘を称えた姿は何よりも印象深い光景でもあった。
波紋を呼んだ18歳の“ボード投げ”…韓国メディアは日本の反応に「難癖」と異論
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