DRAM Spot Premiumだけ見ても今回のサイクルがどうなるか見当
もともとメモリー半導体は現物のように市場で取り引きされる現物価格(Spot Price)が大型顧客会社を対象に月/四半期単位で契約される契約価格(Contract Price)より少し高い方だ。 これをSpot Premiumと表現する。 ところが、この前のスーパーサイクルの時、Spot Premiumはせいぜい50%水準だった。 ところが、今はDDR5だけでもほぼ200%に迫る。
アップサイクルの初期によく見なければならないのが、このSpot Premiumです。 このSpot Premiumがなぜ大きくなるかというと、今すぐメモリーを手に入れることができないので、大手が現物市場でででも大量にでも物を持っていくからだ。 以前、新型コロナウイルス感染症の初期の頃、中国の大手が卸売市場と工場でマスクを手に入れることができなかったので、ドッデギ小売市場でででも追加金を払ってマスクを掃いていたのと似ていると思えばいい。 このようにアップサイクル序盤にはSpot価格が非常に強く跳ね上がっている。 私がメモリーダウンサイクル後半~アップサイクル序盤に株式進入時点を見る最も重要な指標がまさに価格下落傾向の鈍化、そしてSpot Premiumである。 実際にスーパーサイクルの初期である16年8~9月にも現物価格が先に急激に上がりギャップが広がり、その後に後行的に契約価格が共に上がった。
そのような観点から、メモリー半導体の歴史上、Spot Premiumがこれほどまでに広がったことはなかった。 空前絶後の水準。 私が9月からサムジョン/ハニックの実績コンセンサスが今後も上昇し続けると言ったのがまさにそれのためだ。 現物価格があのように跳ね上がり始めれば、契約価格もやはり引きずられて上がるしかなかったためだ。 そして予想通りになった。 さらに、この程度までSpot Premiumが大きくなれば、メモリー·ショーテージは一般人が想像する以上であり、この程度のショーテージがすぐに解消されることは不可能だ。 今回のアップサイクルは、以前のスーパーサイクルよりは比較もできないほど高く、長く持続すると見るのがこのためだ。
한국 경제 내년 초호황
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