日本サッカー協会(JFA)が公開したサッカー日本代表をイメージする宣伝画像が「太極旗(韓国の国旗)に似ている」などとSNSで指摘されている問題を巡り、JFAは14日、公式ホームページに掲載していた当該の画像を削除し、別の画像に差し替えた。その上で「意図や目的を正確に伝えるため」とする声明を発表した。
声明では、「11月10日にJFAオフィシャルWEBサイトに掲載したサッカー日本代表『最高の景色を2026』アンバサダーのキービジュアルを変更することといたしました」と説明。画像変更の理由について「JI BLUE(ジェイアイ ブルー)の皆さんとの取り組みの意図や目的をより正確にお伝えしていくために検討を重ねた結果です」とした。
画像はJFAが10日に公開。音楽グループ「JI BLUE」を起用したキャンペーンの画像で、赤や青、黒の配色などで構成される画像に対し、SNS上で「太極旗をイメージさせる」などとする指摘が相次ぎ、「日本を代表するチームなのに外国の国旗を想起させるのはおかしい」「意図していなくてもそう見えることが問題」などの意見が広がっていた。
13日には川淵三郎元会長が、協会側に「善処」を申し入れたことをX(旧ツイッター)で公表。「広報部長がストップする旨連絡があった」と明らかにしていた。
対応後の特設ページでは当該画像が削除され、JI BLUEのメンバーが一列に並びポーズを取っている別の画像に差し替えられている。
「韓国国旗そっくり」問題 サッカー協会が画像差し替え
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