日本政府は来日する外国人向けの査証(ビザ)の発行手数料を2026年度に引き上げる方針を固めた。実現すれば1978年以来約48年ぶりの改定となる。外国人の日本在留資格の変更・更新に伴う手数料も上げる。ともに近くまとめる総合経済対策に盛り込む方針だ。
発行手数料は現在、1回に限り入国できるシングルビザで3000円。米国の185ドル(約2万9000円)、英国の127ポンド(約2万6000円)、欧州の90ユーロ(約1万6000円)などと比べて格安だ。発行経費は膨らんでおり、主要国とのバランスも考慮して新たな料金を設定する。
査証(ビザ)手数料、48年ぶり値上げへ 欧米諸国に
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