梨泰院(イテウォン)惨事から3年を迎える前日の28日、ソウル鍾路区(チョンノグ)の「星たちの家」で、外国人遺族たちはこれまで聞けなかった質問を投げかけた。遠い他国で亡くなった家族の顔をタトゥーに刻み、Tシャツにプリントした彼らは「なぜあの日に最小限の安全措置も行われなかったのか」と問いかけた。
同日午後、遺族協議会と市民対策会議が開かれた外国人遺族記者懇談会で、真っ先にマイクを握ったのはノルウェーの犠牲者スティネ・エベンセンさんの父親、エリック・エベンセンさんだった。エベンセンさんは「惨事当日の夕方、梨泰院に警察が十分に配置されていたのか、あの日の夕方の通報は真剣に捉えられていたのか、過去にはなかった惨事が3年前のあの日にはなぜ発生したのか知りたい」と語った。
ロシア人犠牲者のキム・オクサナさんの母親も「こんなに多くの人が(梨泰院に)来ることを知っていながら、なぜ対策ができていなかったのかいまだ分からない」とし、「なぜ3年間何の調査もしなかったのか、なぜ前の大統領時代に調査を実施しなかったのか、誰のせいでこうなったのか知りたい」と話した。
韓国政府は外国人遺族にも冷酷だった。彼らは韓国の遺族たちと接触するまで、政府からはまともな情報を聞くことができなかったと語った。
イラン人犠牲者のソマイエ・モギミ・ネジャドさんの姉、マフナズさんは「(惨事発生から)2年を控えてイランの遺族たちは韓国を訪問しようとしたが、別途にビザを申請しなければならないという事実を(出発を)わずか1週間後に控えて知らされ、韓国を訪れることができなかった」とし、「イランで勉強していた韓国人留学生が惨事で犠牲になったとすれば、韓国はイランをどう思ったのだろうか」と問いかけた。冷酷だった韓国政府の代わりに遺族たちは互いを慰めた。2時間以上行われた記者懇談会で、英語、ペルシャ語、ロシア語、フランス語、中国語でそれぞれ通訳されるたびに、共感を示すうなずきとすすり泣く声が時差を置いて広がった。
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1225970.html朝鮮人が外国人死体から剥ぎ取った金品返せ!
外国人被害者遺族が永遠に言い続けるよ。
息子、娘の死体からから奪った遺品を返せ!
梨泰院惨事の外国人遺族ら「なぜ3年間何も調査しなかったのか」
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