物理12、化学9、生理・医学6、文学2、平和2…ノーベル賞強国の日本

2

    • 1名無し2025/10/09(Thu) 10:22:34ID:YzNTg0ODY(1/2)NG報告

      日本が今年、2つ目のノーベル賞を手にした。

      スウェーデン王立科学アカデミーのノーベル委員会は8日(現地時間)、2025年ノーベル化学賞受賞者として二酸化炭素などの気体を自由に分離して貯蔵する金属有機構造体(MOF)を研究した北川進京都大特別教授(74)とリチャード・ロブソン豪メルボルン大教授(88、英国)、オマー・ヤギー米カリフォルニア大バークリー校教授(60、米国)を選定したと発表した。

      ソウル大のチュ・サンフン化学部教授は「MOFは1グラムあたりの表面積が数千平方メートルにのぼる物質で、気候・エネルギー問題の解決に幅広く活用される可能性がある」とし「例えば水不足が深刻な地域では空気中の水分を吸着して飲料水に転換でき、気候変動の主犯である二酸化炭素を回収する技術にも応用される」と説明した。

      北川教授は受賞を伝え聞くと「長い間の研究が認められとてもうれしい」と語った。

      6日には免疫学者の坂口志文大阪大特任教授(74)がノーベル生理学・医学賞を受賞し、日本は相次ぐ受賞にお祭りムードとなっている。

      日本は基礎科学分野の底力を示すように、これまで生理学・医学分野で6人、化学分野で9人、物理学で12人など多数のノーベル受賞者を輩出している。

      文学分野でも力を見せている。『雪国』の川端康成(1968年)と『個人的な体験』の大江健三郎(1994年)が文学賞を受賞し、次期受賞者誕生の期待感を高めている。平和賞は1974年に佐藤栄作元首相が「核兵器を持たず、作らず、持込ませず」の非核三原則に立脚した外交で初めて受賞し、昨年は原爆被害者団体の日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が2番目の受賞となった。戦後の1949年に日本で初めてノーベル賞受賞者(湯川秀樹、物理学賞)が出てから76年間、約2年に1回のペースで受賞者を輩出している。

      ヤギー教授とMOFを共同研究した経験があるキム・ジャホン崇実大化学科教授は日本の相次ぐノーベル賞受賞について「失敗を甘受して基礎科学に着実に投資してきた結果」と評価した。続いて「韓国は研究費が時流によってナノ、グリーン技術、AIなどで10年周期で変わるため、研究者が一つのテーマを持続的にするのが難しい」と話した。

レス投稿

画像をタップで並べ替え / 『×』で選択解除