【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル中心部の繁華街、明洞付近などで23日午後、保守系市民団体による「反中デモ」があった。
保守系団体のメンバー約100人はこの日午後7時30分ごろ、明洞のソウル中央郵便局からソウル市庁などを経て徳寿宮まで行進した。行進ルートに在韓中国大使館は含まれなかった。
参加者らは、韓国を含む世界各国の不正選挙に中国が介入しているとし、6月に実施された大統領選挙も「無効」と主張した。
写真を撮る観光客に向け、「中国共産党は出ていけ」などと叫ぶ参加者もいた。中国人女性が「フェイクニュースを止めろ」などと抗議し、デモ隊と口論になる場面もあったが、警察の制止により衝突にはつながらなかった。
ソウルで反中デモが相次ぎ、明洞に店を構える業者や在韓中国人などが不安を訴え、警察は12日からデモ隊の明洞への進入を制限し、摩擦を誘発する行為を禁止している。
だが、保守系団体は永登浦区のチャイナタウンなどでデモを続けている。
ソウル都心で「反中デモ」 中国人観光客との口論も
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