また「赤い海」発生…韓国南海岸の養殖場で大量死=赤潮

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    • 1名無し2025/08/30(Sat) 15:28:39ID:cxMjkzMzA(1/1)NG報告

      最近、赤潮特報が発令された慶尚南道(キョンサンナムド)沖で養殖場の魚類の大量死が相次いでいる。行政当局は赤潮との関連性を調査する一方、赤潮防除作業に取り組んでいる。

      慶南南海郡(ナムヘグン)・河東郡(ハドングン)によると、26日、南海郡雪川面(ソルチョンミョン)一帯の7戸の漁家の養殖場で魚類7万8650匹が大量死した。主にヒラメ、クロダイ、ボラ、スズキ、マダイなどだ。南海郡はこのうちヒラメ4万5000匹は赤潮による被害と判断し、残りの魚類についても原因を調べている。

      この日、慶尚南道河東-南海海域では有害赤潮生物のコクロディニウムが1ミリリットルあたり150-3000個体が出現し、国立水産科学院は詳細な調査を経て翌日の27日、南海・河東・泗川(サチョン)・固城(コソン)など慶南西部南海岸沖に赤潮注意報(1ミリリットルあたり100個体以上)を発令した。また同日、固城・統営(トンヨン)・巨済(コジェ)など慶南中部沖にも赤潮予備特報(10個体以上)を発表した。

      こうした中、28日、河東郡錦南面(クムナムミョン)の海上の養殖場1カ所でもボラ3800匹が死んだ。河東郡は赤潮との関連性を調査している。

      慶南地域で赤潮による被害は6年ぶり。2019年に赤潮で養殖魚類およそ200万匹が大量死して36億ウォンの被害が発生した後、5年間(2020-24年)は被害がなかった。

      赤潮は有害生物が異常繁殖して海水の色が赤く変色する自然現象だ。有害生物のコクロディニウムが養殖魚類のエラについて粘液質を分泌し、呼吸を妨げる。水産科学院は7、8月の豪雨で慶南海域がコクロディニウムの成長に適した24-27度の水温を維持し、赤潮が流入しやすい環境になったとみている。

      慶尚南道は大容量黄土散布装置など防除装備20台と黄土6万2000トンを動員して対応している。慶尚南道のイ・サンフン海洋水産局長は「現在、道内の海域の水温が赤潮生物が成長するのに適した22-26度の範囲で維持されていて懸念される」とし「赤潮発生海域で迅速に防除作業ができるよう行政力を集中する」と強調した。

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