【AFP=時事】ドイツ国防省は24日、防衛力強化計画の一環として、18歳の男性に課す徴兵検査を受ける義務を復活させると発表した。
保守派のフリードリヒ・メルツ首相は、ロシアによる脅威と、ドナルド・トランプ米大統領が米国による欧州安全保障への関与を疑問視していることを受け、貧弱なドイツ連邦軍の強化を最優先事項としている。
この取り組みは、当面は志願兵の募集を目的としているが、定員に満たない場合には、兵役義務を課す規定も盛り込んでいる。
来月閣議に提出される法案では、すべての若いドイツ人男性は、兵役への準備状況と意欲について質問票への記入を義務付けられる。
若い女性は任意で回答できる。
2028年からは、入隊の意思の有無にかかわらず、すべての18歳男性が徴兵検査を受けることを義務付けられる。
法案では、安全保障環境を理由に必要と判断され、議会が明示的に承認した場合には、徴兵制を復活することも規定されている。
ドイツはアンゲラ・メルケル政権下の2011年、徴兵制を正式に停止した。
メルツ氏は、「欧州最強の通常軍」の構築を目指し、厳格な債務抑制策から国防費をほぼ免除する抜本的な改革を実施した。
ドイツ連邦軍の現在の兵力は現役約18万人、予備役は4万9000人だが、新兵採用に苦戦している。国防省は今年、前年比5000人増となる1万5000人の入隊を見込んでいる。最終的な目標は、総兵力を現役26万人、予備役20万人の計46万人とすることだ。
政府は今のところ、兵力増強を志願兵に頼る計画で、2031年までに毎年4万人の入隊を見込んでいる。
また、新技術や語学の訓練などを通じて、兵役の魅力を高めたいとも考えている。
近隣の北欧スウェーデンは、2010年に徴兵制を廃止したが、2017年に復活させた。
AFPBB News>>1
ドイツからますますドイツ人が逃げ出す予感しかない「ドイツを見習え」「外国デハ」界隈は・・・
>>3
欧米諸国は理想社会では無いです。
どの国も似たりよったりだと思われます✨️ドイツの兵役義務復活をめぐり激論 「SPD左派」はハト派路線を鮮明化
熊谷徹
ドイツのボリス・ピストリウス国防大臣(社会民主党・SPD)は、2026年に兵役義務を復活させる法案の骨子を公表した。原則的には志願制が中心だが、兵士が不足する場合には強制召集も可能にする。だがSPD左派からは強制化に反対する声も出ている。
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2026年からの「社会奉仕年」導入を目指す
これまで戦争は、ドイツ人にとって遠く離れた出来事だった。だが今戦争の足音がドイツ社会に近づいている。兵役義務が、重要な政治的テーマとなっている。
7月7日夕刻、ピストリウス大臣は兵役義務に関する法案の骨子について、SPDの連邦議会の議員団に説明した。ドイツ政府は2011年に「欧州での戦争の可能性は遠のいた」として、兵役義務を一時停止した。しかし、2022年のロシアのウクライナ侵攻以降、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対するロシア軍の脅威が高まっている。このためピストリウス大臣は、抑止力を大幅に増強するために、「社会奉仕年(Dienstjahre)」と呼ばれる制度の導入を目指している。
この制度では、東西冷戦の時代と同じように、市民に一定の期間にわたって、社会への奉仕、つまり兵役または介護施設や病院などでの労働を義務付ける。法案が今年8月に閣議決定され、その後連邦議会と連邦参議院で可決されれば、2026年から社会奉仕年制度がスタートする。
https://www.fsight.jp/articles/-/51514- 6
名無し2025/07/28(Mon) 22:26:07(1/1)
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ドイツ、18歳男性の徴兵検査義務復活へ
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