日本車、米でシェア伸長 トランプ関税逆風も―長期化なら本格値上げ

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    • 1名無し2025/07/22(Tue) 19:41:25ID:MwODEwMTI(1/1)NG報告

       【ニューヨーク時事】第2次トランプ米政権が発足してからの半年で、米新車販売に占める日本車のシェアが伸びている。トランプ関税の逆風にさらされながらも、人気上昇中のハイブリッド車(HV)などの需要を取り込み、堅調な販売を維持。ただ、関税賦課が長期化すれば「本格的な値上げが避けられない」(日系メーカー関係者)とみられ、先行きの不透明感は強い。

       米自動車調査会社コックス・オートモーティブによると、米市場で日本メーカー6社が占める割合は2024年の36.7%から、25年1~6月に37.4%に増加した。うち、トヨタ自動車は14.6%から15.3%、ホンダは8.8%から9.1%にそれぞれ拡大。いずれもHVが伸びをけん引する。

       これまでSUBARUと三菱自動車、トヨタの3社が値上げを実施。ただ、自動車と部品に対する追加関税率が25%に上ることを踏まえれば、上げ幅は小さい。日銀のデータによると、日本から北米向けの乗用車の輸出価格は、米自動車関税が発動された4月から急落し、直近は前年同月比で約2割下落。各社は他社の動きをにらみつつ、利益を削りながら価格を抑えているもようだ。

       米国で日本車は「信頼できてリセールが良い」(配車サービスのドライバー)と、日常の足として評価が高い。コロナ禍以降のインフレで米新車の平均価格が既に5万ドル(約745万円)近くに達する中、比較的手頃な日本車の大幅値上げが相次ぐことになれば、米国民の懐はますます痛みそうだ。

      https://www.jiji.com/sp/article?k=2025072100353&g=int

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