8日、ソウルグランドハイアットホテルで開かれた防衛産業の日討論会に出席した李在明(イ・ジェミョン)大統領 [聯合ニュース]
「『武器商売』の声を聞かない範囲内で最善を尽くしたい」。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は8日、ソウル竜山区(ヨンサング)グランドハイアットホテルで開かれた第1回防衛産業の日非公開討論会に出席し、このように述べた。李大統領は「K-防衛産業」セールスを率先するという考えを何度か強調したと、出席者らは伝えた。
李大統領は先月16-18日(現地時間)にカナダで開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)出席についても「我々の防衛産業の優秀性を知らせ、潜水艦を購入してほしいと要請しにいくという理由が大きかった」と話したという。実際、李大統領はG7サミット期間、潜水艦導入事業を推進中のカナダのマーク・カーニー首相と首脳会談を行い、防衛産業協力案について議論した。
李大統領はオランダで開催された北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(先月24、25日)についても「出席しようとしたのは、我々の防衛産業と武器を広報しようという理由が最も大きかった」と述べた。結局、魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長が代わりに出席したが、魏室長はNATOの防衛費「2%→5%」増額について「こうした需要に対応できる力量を備えた国は多くない。韓国はその中の一つ」というメッセージを伝えた。
李大統領はそれだけ防衛産業育成に向けた政府の支援意志を強調したと、出席者は話した。李大統領は公開された討論会の冒頭発言でも「防衛産業が大韓民国の安全保障を強めるだけでなく、大韓民国の未来の産業の一つとして定着することを望む」とし「政府も今までそうであったように努力をして投資、支援をする」と約束した。
この日の討論会にはHD現代重工業、ハンファエアロスペース、LIGネクスワン、ハンファオーシャンなど防衛産業企業の代表など約100人をはじめ、防衛産業関連研究所や政府の関係者など計140人が出席した。李大統領の防衛産業に対する関心が反映されて規模が大きくなったと、大統領室は説明した。
「潜水艦輸出ためG7出席」…韓国防衛産業セールスマンを自負する李大統領
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