フランスで北斎展開幕 1カ月先まで前売り券完売 

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    • 1名無し2025/07/06(Sun) 17:46:09ID:k3NzAwNzQ(1/1)NG報告

      フランス西部ナントの歴史博物館で6月28日、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎(1760~1849年)の展覧会が始まった。
      西欧で「北斎展」は2014年のパリ、17年のロンドンに続く開催。前売り券は、すでに1カ月先まで完売という人気ぶりだ。

      ナントの北斎展では、長野県小布施町の美術館、「北斎館」所蔵の浮世絵、肉筆画など約160点以上が展示されている。多くは海外初公開。「水と波」が中心テーマで、北斎が80代で手掛けた天井絵「男浪(おなみ)」など、川や滝、波を描いた作品に焦点をあてた。米欧で「Big Wave(大浪)」として知られる「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」もある。

      歴史博物館のベルトラン・ギエ館長は「北斎の名前は知らなくても、『大浪』のイメージはみんなの脳裏に焼き付いている。それが注目の理由でしょう」と話す。ナントはパリから高速鉄道TGVで2時間の距離だが、27日に行われた内覧会は全国紙やテレビの記者が大勢集まり、関心の高さを示した。

      江戸時代の浮世絵は19世紀、フランス印象派の巨匠モネやゴッホに影響を与えたことで知られる。だが、現在の北斎人気は、歌川広重や喜多川歌麿など同時期の絵師と比べて際立っている。フランスで北斎は「日本を代表する画家」になったといえる。

      ブームの発端は、14年のパリ北斎展。国立グランパレ美術館で700点が公開され、3カ月で35万人以上を集めた。ギエ館長は「この時、フランスは北斎を再発見した」と説明する。

      パリの文化記者、クリスティヌ・ムイさんは「私は妖怪絵が印象に残った。滑稽なのに、繊細。これが現在の漫画やアニメ、ポップアートにつながっていると感じました」と話した。

      さらに、北斎画にあふれる生命への執着心が、強い印象を与えている。

      雑誌記者、ステファン・ジャルノさんは「北斎の魅力は、躍動感にある。ほかの浮世絵や中国の水墨画の平面的な表現とは違う。自然や人物が画面から飛び出してくるようだ」と語った。ジャルノさんが特に惹(ひ)きつけられたのは「富士越龍」。北斎が数え年90歳で亡くなる直前の作品で、天に昇る黒龍と白い富士山が描かれている。「『大浪』で描かれた富士山と異なり、老境に達した画家の心境が伝わってくる」と感じたという。

      YouTubehttps://youtu.be/uNVrdgh4FRM?si=CWyXu-kRHHyALNs6

    • 2名無し2025/07/08(Tue) 11:05:19ID:I0NTE5NTI(1/1)NG報告

      ジャポネーゼ好きだよねフランスって😂

      現代アート北斎🤣

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