十勝の大樹町にある北海道スペースポートで、台湾企業が開発したロケットが来月打ち上げられます。海外メーカーのロケット発射は国内で初めてです。
打ち上げは最速で来月6日です。高度100キロ以上の宇宙空間到達が目的です。台湾のロケット開発企業の日本法人jtSPACEが開発したロケットは、全長12メートル、直径60センチ、重さ1.4トンの2段式ロケットです。台湾には商業目的で利用できる打ち上げ施設がないため北海道が選ばれました。
jtSPACEの張豪COO「低価格で宇宙を利用できる世界の実現を目指している。宇宙は遠い存在ではなく、身近なものになる可能性がある。それをビジネスとして目指す。
jtSPACEは「人工衛星搭載可能なロケットの開発に役立てたい」としています。打ち上げ当日は、見学用に北海道スペースポートの滑走路を一般開放します。
大樹町から台湾企業がロケット打ち上げ
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