中国、韓国のEEZに航行禁止区域設定

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    • 1名無し2025/05/24(Sat) 15:06:33ID:U2NDkzMzY(1/1)NG報告

      中国が最近、西海(ソヘ、黄海)暫定措置水域(PMZ)に航行禁止区域を設定したと、韓国政府が23日明らかにした。通常、航行禁止区域は軍事訓練の目的で設定する。これに先立ち西海PMZで「構造物設置」をした中国が海洋軍事活動にまで範囲を広げるのではという指摘が出ている。

      米時事誌ニューズウィークは21日(現地時間)、中国海上安全総局(MSA)傘下の江蘇省連雲港市地域支部の発表を引用し、中国当局が22日午前8時から27日午前8時まで西海PMZに3つの航行禁止区域を設定したと報じた。ニューズウィークが公開した3つの航行禁止区域地図を見ると、一部は韓国の排他的経済水域(EEZ)と重なる。

      韓国政府の関係者は23日、該当報道を確認しながら「軍事訓練目的とみている」と明らかにした。民間船舶の通行禁止を知らせる航行禁止区域の設定は通常、軍事訓練のための手続きであるからだ。

      軍当局によると、中国がPMZ内で海上訓練をしたのは今回が初めてではない。中国が「構造物設置」に続いて軍事訓練の定例化でPMZの海洋境界画定で有利な状況を形成する戦略という懸念が出てくる背景だ。

      ただ、韓国海軍もPMZ内で訓練をしたことがある。海軍関係者は「PMZの場合、領海外の公海上であり、両国が訓練すること自体に問題はない」とし「わが軍も通常、公海で訓練をしている」と説明した。

      PMZは韓中のEEZが重なるところで境界線を確定していない水域だ。境界が最終画定されていないPMZでは、漁業と関係がない施設の設置や資源の開発など一方的な現状変更行為を自制しなければならない。しかし中国が「サケ養殖施設」と主張する鉄製構造物1・2基と「管理補助施設」名目の構造物など正体不明の構造物をPMZに相次いで設置し、外交関係者から批判が出ている。一部の構造物は石油ボーリング用構造物と似た形態だ。

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