韓国海軍3100トン級フリゲート艦の配管に亀裂、未承認のステンレス製パイプ使用箇所で欠陥確認 

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    • 1名無し2025/05/23(Fri) 16:42:09ID:UyNTY3NTI(1/1)NG報告

      配管に穴が開いて海水と燃料が混じる問題 防事庁「配管を外に出すように設計変更」2025/05/23 10:05

      https://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2025052280107

      5月20日に防衛産業界が明らかにしたところによると、2022年に大邱型フリゲート艦の1隻で配管の欠陥が最初に発生した。この配管はバラスト水(船の重心を調整するため船内に貯めておく水)が通るパイプだが、燃料タンクを貫通する形で設計されている。大量の海水が配管を通るうちに管に穴が開き、ここから漏れ出た海水が燃料タンクに入って問題が生じたと伝えられている。
      この大邱型フリゲートは、韓国初の護衛艦事業である蔚山型(1000トン)を代替するために始まった蔚山型バッチII事業だ。「バッチ」とは、同じ種類として建造される艦艇のくくりを意味し、I-IIIと数字が増えるほど性能改良が施されている。
       バッチIは大邱型よりも小さい仁川型(2500トン)だ。大邱型フリゲートは2016年から23年にかけて、およそ3兆ウォン(現在レートで約3110億円。以下同じ)を投じて計8隻が建造された。11年にハンファ・オーシャン(当時は大宇造船海洋)が基本設計を行い、ハンファ・オーシャンとHD現代重工業がそれぞれ4隻ずつ分担して建造した。

       この8隻のうち、最初に問題が生じたフリゲートを含む半数以上で同様の問題が生じていたことが確認された。防事庁によると、11年にハンファ・オーシャンが基本設計をした当時は銅・ニッケル合金のパイプだったが、後にステンレスに設計が変更された。
       設計の過程で配管の材質を変えるのは防事庁や国防技術品質院(技品院)の承認事項ではないので、ハンファ・オーシャンが独自に変えたのだ。最初に欠陥が生じたフリゲート艦では、基本設計時に変更されたステンレス(SUS316L)ではない未承認の別のステンレス(SUS304L)が一部用いられていた。

       未承認のステンレスで作ったパイプを使っていたのは、131メートルある配管全体のうち1.6メートル程度。ハンファ・オーシャンは、協力企業が錯覚して別のステンレスのパイプを使った、とコメントした。

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