【ソウル聯合ニュース】6月3日投開票の韓国大統領選で、保守系野党「改革新党」の李俊錫(イ・ジュンソク)候補は尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権で与党だった保守系政党「国民の力」からの一本化の要請に対し冷淡な対応を続けている。
李氏は大統領選の序盤から「一本化はない」との立場を固持しており、今後も国民の力の金文洙(キム・ムンス)候補との一本化や辞退の可能性はないとの意志を再三にわたり示している。
20日にSBSラジオの番組に出演した李氏は、自身が保守陣営の最終候補となる場合でも金氏との一本化は考えていないかとの質問に「全く(一本化)する考えはない」と断言した。
聯合ニュースの取材に対し、李氏側は「国民の力が何を言おうとわれわれはまったく意に介さない」とし、「一本化について0.1%も考えていない」と述べた。
李氏側は今後のテレビ討論が支持率上昇の鍵になるとみている。討論に強みを持つ李氏は生放送で革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表や金氏と差別化した政策を打ち出し、支持候補を決めていない中道派や無党派層を取り込む構えだ。
最近の世論調査で、李在明氏、金文洙氏、李俊錫氏による三つどもえの戦いとなった場合の李俊錫氏の支持率は7~8%台を記録。16日に行われた最初のテレビ討論以降、李俊錫氏の支持率は上昇の兆しを見せており、今週中には2桁台に上昇すると期待している。大統領選で得票率が10%を上回れば選挙費用の半分が、15%を超えれば全額が補填されるため、その分李俊錫氏の負担は軽減されることになる。
李氏側は「今週の世論調査で支持率が2桁を記録し、多ければ15%も可能だろう」とし、「支持率が2桁になれば追い風が吹き、残りの2回のテレビ討論を経て急速に上昇する可能性がある」と主張した。
一本化の相手として取り沙汰される金文洙氏の支持率が、依然として李在明氏に大きく水をあけられている点も李俊錫氏の負担が軽くなる要因だ。
金氏の支持率が40%台に上昇し、李在明氏を射程圏内に捉えれば自身に対する一本化の圧力は強まるが、そうでなければ「一本化を拒否したために保守陣営が敗北した」という責任論から逃れられるためだ。
(以下略)
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20250520003600882負けるのがわかっているのに、選挙費用補填の為だけに分裂選挙にしているのか。
日本の野党と同じじゃね?
社民党とかと
韓国大統領候補の李俊錫氏 保守一本化「全くない」=中道・無党派層取り込みへ
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