海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)は12日、従来の倍以上となる深さ8000メートルまで潜れるよう改造した無人深海探査機「うらしま8000」を報道陣に公開した。潜航試験を経て、来年度以降、本格運用を始める。日本の排他的経済水域(EEZ)の98%を調査でき、海底資源の探査や、海溝沿いで起きる地震の研究で活用が期待されている。
8000メートルまで潜航できるよう改造された「うらしま」(12日、神奈川県横須賀市で)
従来のうらしまの潜航深度は最大3500メートルで、EEZの45%しか調査できなかった。2022年に始まった改造工事では、より強い水圧に耐えられるよう船体内部の重要機器を収める耐圧容器をアルミ製からチタン製に変更するなどした。
同機構によると、8000メートルの潜航深度は、広範囲を航行できる「巡航型」の無人深海探査機としては世界最高という。省電力化も図り、海中での活動時間は従来の1・5倍以上となる約40時間を見込む。音波を使った海底地形の探査では、1回の潜航で100平方キロ・メートル程の範囲を調査できる。
同機構は7~8月、房総半島沖の日本海溝などで深さ8000メートルまでの潜航試験を行う予定だ。同機構技術開発部の中谷武志・グループリーダー代理は「うらしまで深海の詳細な地図を作成すれば、海底鉱床の探査や地震で変化した海底地形の調査などを効率的に進めることができる」と話す。>>1
無人深海探査機「うらしま8000」公開…日本のEEZほぼカバー、海底資源探査や地震研究で活用期待YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=Sb2T9Rl0li8
竜宮城は有ったのか?😂
まぁどこにどの資源が有るのかは解ったと言う話だろ?
無人深海探査機「うらしま8000」公開…日本のEEZほぼカバー
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