混乱期の韓国外交、志が合う国と連帯強化を(2)

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    • 1名無し2025/05/03(Sat) 15:30:19ID:UzMjc0Mjg(1/1)NG報告

      日本に劣らず重要な国がインドだ。韓国外交はその間、あまりにも米国か中国かというフレームの中にいた。地政学的に両国が非常に重要であるのは事実だ。しかし我々の国力を考えると、もうそのフレームを越えて全世界に外交空間を拡張する時になった。
      インドは最大人口の民主国家であり、近いうちに世界3大経済国になる。グローバルサウスとの連帯強化が求められる韓国の立場で、その最初の戦略パートナーがインドだ。

      欧州連合(EU)、オーストラリア・カナダのような国家はトランプ現象にもかかわらず、民主主義と規範基盤秩序の守護だけでなく、環境・人権・開発など多国間国際協力の番人として残っている。したがって韓国が協力を強化するべき重要なパートナー国家だ。

      ところが果たして米国が抜けたままその他の国家が一つになるからといって規範基盤の国際秩序の維持にどれほど効果があるだろうか。40年前、米国の国際政治学者ロバート・コヘインは著書『覇権後の国際政治経済学』で、覇権国家が指導力を発揮して築いた安定した国際制度は覇権国家が消えても慣性で相当期間持続すると主張した。希望がある。

      代表的な事例の一つが包括的および先進的なTPP協定(CPTPP)だ。2017年にトランプ大統領が環太平洋経済連携協定(TPP)から脱退し、残りの国はTPPを補完して米国なしにCPTPPを作り、現在12カ国が参加している。これらの国は保護貿易の狂風の下でも域内自由貿易を推進しているが、韓国も急いで加入するべきだろう。このほか石油輸出国機構(OPEC)、EUなども覇権国なく順調に作動している。

      現在の韓国の経済力、軍事力、文化力レベルなら、十分に自信を持って堂々と外交を展開することができる。権力政治の激浪の中でも民主主義と平和を守って国際社会を前向きに引っ張っていく力がある。混乱の中でも優れた力を発揮できる国が韓国だ。

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